フェリー『りつりん』(東京発・徳島行)乗船
船に入庫するやいなや、イケメン船員の皆さまに秒で包囲され、F1ピット作業がごとき手際の良さで、愛機をバッキバキに捕縛していただけます。
レールで前輪をしっかりホールドして垂直姿勢で固定する仕様。重めのトップケースを付けたままの為、スタンドで車体が斜めになるのが不安だったので、この垂直捕縛は正直かなり安心でした☺️
有明港 出航の刻
19時30分 いよいよ出航の刻
太陽が水辺線に沈むと同時に 汽笛の音が雄々しく響き渡り
美しくライトアップされた港の灯が
旅の出発を祝福するように、優しく照らしてくれました。
いよいよ東京から徳島まで ノンストップ18時間の船旅がはじまる!
ついに愛機と一緒に海を渡るんだ(T^T)
おやつのお菓子片手に有明港を眺めながら、心がめっちゃ高揚してました。
りつりん|船内の設備
ラウンジエリア
ラウンジフロアの中央に位置する「オーシャンプラザ」は食事を摂れるスペースとなっています。
冷凍食品やカップ麺など、複数のジャンルの自販機が設置され、その対面に、これまた複数の電子レンジが設置されていました。
しかもこれ、とっても親切設計になっており、自販機で買った商品に紐付くアルファベットと同じ記号の電子レンジが、その商品の専用ワット数になっているので、迷うこと無く適正かつ美味しく温められるという仕組みになっています。
そうなんです。O型で大雑把なNeroがやりがちな
なんやこの食べ物は いったい何ワットのレンジで何分あたためればええんや…
(´Д`;)ええい!ままよ!
ぼかーん!!💥
とかいう大惨事確定事件を未然に防げる仕様になっています。ほんとうにありがとうございました。
こんな有閑待遇を受けられるとは思ってもいなかったので、事前に調味料や紙皿を買って持参したNeroの間抜け具合よ。。完璧な充実ぶり。オーシャン東九フェリーさんありがとう。
きっとこんなサービスが成り立つのも、無料だからといって必要以上に物を持って行かない「日本人特有の民度の高さ」と暗黙の相互信頼があってこそなのでしょう。
自販機の食事は船内価格にてややコスパ高めの設定のため、旅慣れている方々は皆、自作の惣菜や、事前にコンビニで買った食事を持ち寄ってラウンジで宴会されていました。
Neroは何の用意もしていなかったため、自販機の冷凍焼き鳥(4本900円)を購入。でも大好物の「素焼きアーモンド」はなぜか市販価格よりも安く、500g 250円ほどで売ってたので即買いしました!お得だった☺️ナッツと夜の海を肴に、幸せな夜を過ごしました♪
客室(二等洋室)
↓宿泊した二等洋室は2段ベッドのカプセルホテルような構造。
サイドにカーテンがあるので、プライベート空間は保てます(但し周囲の人のいびきは筒抜けです^^)
Neroは身長181cmほどあるので、部屋の全長が足りるか心配だったのですが、入ってみると全く不自由ないどころか足をガンガンに伸ばして寝ても十分すぎる余裕がありました。
個室は横幅がちょっとだけ狭めかなぁってくらい。
設備は敷布団とシーツ、毛布、枕といった寝具のみですが、必要十分。
せっかくの船旅のため、起きてる間はどうせオーシャンラウンジでハイボール片手に海をボーっと眺めて過ごしているので、睡眠をとるだけならこのスペースで全く不便はありません。むしろ貧乏性のNeroにいたってはこの狭さこそ落ち着きました。
但し。陸地からかなり離れた航路をとるため、ほぼ全域にわたってスマホの電波が繋がりません。
Wifiとか、ふつーにこの船にはありません。
なので、スマホで時間を潰すことを前提としている方は、オフラインで動作するアプリをいくつか入れておくことをおすすめします。
Neroは普段の習慣から、無意識に何度も何度もスマホからインターネットに繋ごうとして、そのたびに
「おぅ…(´д`)そうやったわ…繋がらないんやったな。ふふふ…ワイとしたことが(*´ω`)」
とかいうアホすぎる独りやり取りを航行中に30回くらい繰り返しました。
りつりん|一夜明けた洋上
りつりん|翌朝の船内
久しぶりの陸地!ときおり、洋上ルートと陸地形状との条件が重なると、遠目に本州の陸地が見えるときがあります。
ちなみに陸地が目視出来る程度の距離まで近づくと、まれに一定時間だけスマホのアンテナが立つので、どうしても洋上でスマホを使いたかった方は短いチャンスタイムをお見逃し無く。
りつりん|甲板とヘリポート
前の晩はほろ酔い気分のまま、気持ちよく個室で寝落ち。
翌朝目覚めて、歯磨きした後にその足で甲板まで出てみました。
太平洋上!なんて爽快な空と海。
これから始まるひとり旅を空と海が応援してくれてるかのようで
期待と高揚感で胸がいっぱいになりました😌