靖国神社

2024年3月15日。
頬をかすめる風の薫りがすこしだけ春めいてきました。
本日、わたくしネロは東京の靖国神社にやってきております。
此処は約500本の桜が咲き誇る、都内でも有数の桜の名所。
早い年ならこの時期には開花が始まっていてもおかしくない頃なのですが、今年は暖冬だった為かまだまだ蕾の状態。
桜が咲く気配がピクリとも感じられません😌
でも、いいんです。
肌寒い早朝のカオスな国道246号線を颯爽とかいくぐり、ここまで駆けつけたのには別の理由があるんです。

そうです。
ネロは今日、憧れの『零戦』に逢いに来たんです!☺️

遊就館|靖國神社
遊就館とは


遊就館をご存知でしたか?(ネロは今年まで知りませんでした)
靖国神社境内には、日本の戦時下における軍事関係の資料を収蔵・展示している宝物館があるんです。
遊就館 入館料(2024年3月時点)
大人 | 1,000円 |
---|---|
大学生 | 500円 |
中学・高校生 | 300円 |
小学生以下 | 無料 |
(※ただし、一階玄関ホールやお土産コーナーへの立ち入りは無料)
1階玄関ホール |遊就館
入口を入るとすぐに、あの零戦がお迎えしてくれます。

ちょ待てよ…大迫力じゃん(;´Д`)ハァハァ
機械フェチのネロにはもうたまらない!
第2次世界大戦に日本海軍が投入した、日本国が誇る史上最高の主力戦闘機。
いまなお語り継がれる伝説のエンジン「栄21型」を搭載し、最高速度は時速565km。
戦禍の日本の空を翔けた疾風の侍がこちら。
零式艦上戦闘機 52型




正式名称「零式艦上戦闘機」
何回聞いてもこの名称、めっさ格好よくないですか(*´Д`*)?
昔の日本人の超ハイセンスな厨二病的ネーミングにはもう尊敬しかない。
せっかくなので、館内に備えてあった零式の機体説明を読んでみました。
[館内の機体解説より]
通称、零戦(れいせん)。
この名称は、制式採用された1940年(昭和15年)が神武天皇即位紀元(皇紀)2600年にあたり、その下2桁の「00」に由来している。
零戦の開発は、海軍の要求である「小回りが利き、飛行距離の長い戦闘機」をコンセプトに、三菱重工名古屋航空機製作所が設計を担当。世界最大の航続距離を誇る。
ちゃんと読んでよかった!めっさ勉強になりました!
「零」は年式が由来だったんですね。
ネロは勝手に、戦時下のため急遽プロトタイプのまま実戦投入された新型だから
「試作機=Type Zero」とかの由来を想像してましたが、どうやらアニメの見過ぎ病だったみたいです。



ところで年式に由来する元の年号、昭和でも西暦でもなく“皇紀”ってなんなの?
この年号って日本人はみんな普通に使ってたの?不勉強なワイには初めまして過ぎるんだけど(*´Д`*)いやめっさカッケぇ号だからむしろ現代でも使っていこうぜニッポン!って思っちゃった。
ちなみに、機体に〇〇年式で呼ぶところ。
なんかバイクのMY呼びに通じるものがあってさらに親近感アップでした☺️






主翼に20mm機関砲2つ。機首に7.7mm機銃2丁が装備されてます。
現代戦闘機みたいに誘導ミサイルを装備しているわけではなく、電子機器のサポートもなく、たったこれだけの武器で目視で空戦を戦うって凄すぎない?
(これもうガンダムで例えるなら、バルカン砲しか装備してないMSに乗せられて、戦場にぽいしょって放り込まれる感じだよね。)
あと零戦のデザインで個人的に特に好きなところ。丸くて大きな車輪カバーのデザインと、それをすっぽり格納する翼の穴の形状がおおざっぱでめっさ可愛い(分かってくれる人いるかな😌)間近で見ることができて感動でした。
そのほかの展示品|遊就館




(画像1)沖縄戦を2ヶ月以上にわたり戦った第32軍直轄の独立重砲兵第100大隊所属の八九式十五糎加農砲も展示されています。めっさでっかい。でもそのぶん敵から見てもめっさでかいので、とても狙いやすい的になりそうなんだけど。


これあれですよね。
ガンダムで例えるとこういうやつですよね。
体むき出しの生身で砲台打つお仕事のやつですよね。
なんていうかその、ちょっと狙い打たれたらボカーン!ってなっちゃうやつですよね。。
もしワイが軍属で交戦中にこのお仕事を任命されたらギャン泣きしながら乱れ打つわ😭
武器型の他には、C56 31号蒸気機関車なども展示されていました。
そしてこの1F展示室、こんなにも充実してるのに拝観料がなんと無料なんです。とってもおすすめなので靖国神社にお越しの際は絶対に訪れてくださいませ。
(※ただし2Fの資料室は有料です。でも1Fだけでも十分に楽しめます。)
お土産コーナー|遊就館




1Fにはこんなに魅力的なお土産コーナーもあるんです。
この展示品を見たあとに大和や零戦のプラモデルは反則過ぎる。もう絶対欲しくなっちゃうじゃん!
境内|靖国神社




帰りがけにお参りして、おみくじを引いて帰りました。
めっさおしゃれなデザイン。
靖国神社のご祭神、須佐之男命(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)、そして二人の子・大己貴命(おおなむちのみこと)は縁結びや結婚運のご利益があるといわれ崇められており、家内安全、商売繁昌、交通安全、安産、災難除、心願成就など多数のご利益があるそうです。
アクセス|靖国神社
あとがき


(憧れの零戦を背景に写真を撮ったので記念撮影を載せました。生画像がちょっとキツかったので、イラスト化フィルタをかけたらAiが勝手にお目々をぱっちりさせたイラストにしてくれました。実物はこんなにつぶらな瞳ではありませんので予め申し上げておきます😌)
遊就館、憧れの機体を間近で堪能できたうえ、戦時下の歴史の勉強にもなり、とっても有意義な時間でした!
皆様もぜひ、東京・九段下付近に訪れる際にはお立ち寄りくださいませ。